私たちが育むもの

私たち理学療法学科教員は、「学生が主体的に学ぶことができる」アクティブ・ラーニングをテーマに、日々学生を指導しています。理学療法の世界も、社会の変化に伴いそのニーズは多様化しています。より複雑になる世界で迷子になってほしくない、自分で道を切り開く力強さを持ってほしい、そう願っています。

 

 

OSCE(客観的臨床能力試験)とは、医歯薬学で臨床実習前に実施されている、模擬患者に対して医学的検査を実施する実技試験です。当学科ではそのOSCEを独自に発展させたOSCE-Rを実施することで、学生たちは自ら問題点を直視し、解決する方法を学びます。「実技試験をビデオで撮影して振り返る」プロセスの中で、様々な発見があるのです(←学生談)。

 

現在、理学療法学科は、関西FD連絡協議会のパイロット校であり、京都大学高等教育開発推進センターと共同で教育開発に取り組んでいます。つまり、教員も日々これ修練しているのです。それらの成果は必ず学生に還元できると信じています。

 

実習での学び

理学療法士養成において、臨床実習は非常に重要な位置づけになります。もちろん高校生にとっては経験したことのないカリキュラムですので、「自分に実習なんてできるのかな??」と不安に思っている人も多いのではないでしょうか? 藍野大学理学療法学科はそんなあなたを強力にサポートします。以下に三つのサポート・ポイントを述べます。

 

一つ目に、豊富な臨床実習施設を持っているということです。これには訳がありまして、実は藍野大学の前身は専門学校であり、その歴史は長く、大学も含めると1,000人を超える卒業生を輩出しています。卒業後も藍野を慕ってくれる彼らは、実習生を受け入れ、きっちり指導してくれています。実習先として、現在約180の施設があります。

 

二つ目に、藍野病院、青葉丘病院、あいの苑といった関連施設を持つということです。関連施設の強みを生かして、一年次から見学実習などを多彩に組み込んでいます。

 

三つ目に、他大学にはない臨床教員制度を取り入れているということです。藍野病院は大学と隣接していますので、大学教員でありながら病院で臨床を行っている、実習指導のプロを配置することが可能となっています。

 

どうですか? これなら大変な実習もきっと乗りきれると思いませんか? もちろん教員はいつでも相談に乗ります。